クリニック向け 花粉症シーズンの対策
耳鼻咽喉科向け 花粉症シーズンの対策
1年のピークシーズンである花粉症のシーズンに合わせて人員の配置・採用・教育を熟考しておられる耳鼻咽喉科医院も多いことでしょう。
通常通りの診察スタイルのままでは、来院人数の多さに残業時間が増えてしまい、院長先生はもちろん、スタッフさん方の疲労も蓄積し、最悪の場合はスタッフさんの離職につながり、さらに残業時間が増えるといった負のサイクルに陥ってしまいます。
また、院内の待ち時間が増えることで患者満足度は低下し、患者さんの離脱を招く恐れもあります。
多くの患者さんにご来院いただく花粉症時期をいかに効率よく乗り切るのかが、耳鼻科経営にとって非常に重要です。
花粉飛散時期の対策として、開業後のクリニックを支援しているクレドメディカルでは、10年以上のコンサルティングノウハウを活かして
・花粉症新規患者さんの問診体制(WEB・紙)
・1年ぶり再初診の方を待たせない動線構築
・繁忙期の予約システムの最適化
・初期療法の告知
・春以降開始の舌下免疫療法への誘導
・来春の初期療法、レーザーへの誘導
・オンライン診療の活用
といった対策をご提案させていただいております。
また同時に、あえて耳鼻咽喉科で、あえて貴院でこれからも受診したいと思えるような仕組みづくりも考慮して頂く必要があります。
そのための差別化の案として、例えば
1.公式LINEの設定や、予約システムのメール配信機能を用いて、花粉からの予防方法を含めた花粉情報を定期的に配信する。
2.花粉症患者の為の薬の正しい服用法(点鼻や点眼を含む)を、院長が作成した医院独自の情報として啓蒙する。
3.治療における選択肢の豊富さを打ち出すなどして、他院や他科との治療について差別化の啓蒙を行う。
などです。
こうした特徴も先生方の心の内面で意識しているだけでは残念ながら患者さんに伝わることはほとんどありません。
目に見える形で伝えて頂く必要があるのです。
これらを仕組み化した上で、毎年しっかりと伝えることが、今後様々な治療法が開発され、OTC医薬品が増加する中でも患者さんに永続して来院してもらうポイントになるかと思います。
また、花粉シーズン真っ最中にオペレーションが回っていないと感じたら臨時で洗い場やカルテ出しだけの人間などを期間限定で雇い入れるフレキシブルさを発揮することも重要です。
派遣社員などを使うのも一つです。
―初期療法の告知―
冒頭で述べた対策の一つとして、「初期療法の告知」があります。
ピークを避けて花粉飛散時期より前に事前に通院しておくことで、患者さんからすると花粉飛散シーズンに混雑したクリニックで待つことも避けられ、密を回避でき、医院側からすると繁忙シーズンをずらす効果があります。
人は痛みを感じている(花粉症のつらさを感じている)タイミングが最も予防にむけた取り組みを始めやすくなります。
そのため、花粉の時期が忙しいことは存じていますが、花粉飛散時期こそが来春の初期療法を告知する最大のチャンスなのです。
様々な媒体で告知し患者さんとの接触回数を増やすことで、治療の開始にあたり貴院を第一想起してもらうことが重要です。
弊社では媒体作成なども承っておりますので、その他の対策内容も含めて、より詳しくお知りになりたい場合は是非ご相談ください。