クリニックホームページ制作会社の選び方
本記事は「クリニックホームページ制作会社の選び方」について、クレドメディカルが医師のために記載した文書です。
より詳しく知りたい先生はこちらからお問い合わせください。
<目次>
1. ホームページ制作外注先を決めるチェック項目
まず、「理想のサイトイメージを細かく伝えること」と「伝えた内容を正しく反映させたホームページを制作してくれること」が重要です。
ホームページ制作会社は、それぞれ得意としている分野が異なります。
そのため、各会社の得意分野・強みは、制作会社選びの重要なポイントとなります。
一番大切なことは、医療系に強い(医療広告ガイドラインなどを熟知している)か、実績があるかどうかです。
評判が高くても、医療系の広告に関して実績がない広告代理店は選ばないのが無難です。
2. 制作費用の提示が明確であるか
提示されている制作費用の中に、「サービス内容」「サービスの提供期間」がどこまで含まれているのかを確認することが大切です。
「初期費用は安価だが、更新は追加料金が必要」など、どんどん出費が膨らんでしまうケースや、新しくホームページを作り直したくても「〇年間の契約期間内はホームページリニューアル・解約ができない」と断られる等のトラブルも少なくありません。
ホームページは、「作っただけ」では意味がありません。
最新の情報を発信することができなければサイトとして機能していませんし、またセキュリティ上の問題が出てくることもあります。
また、サーバーにトラブルがあったときなどはすぐに対処しなくてはなりません。
制作費だけではなく、管理費の確認やどこまでを制作会社へお任せするかもホームページ作成時に考えておきましょう。
3. 失敗しないホームページ制作会社の見極め方
運用実績と継続率、こちらも確認が必要です。
ホームページは制作期間よりも、運用期間の方が長く運用・管理しているクリニック数を確認しましょう。
サポート体制(電話対応・メール・FAX対応の有無など)や、更新作業代行の有無など、公開後の運用をイメージして質問してみましょう。
また、「開院時」のホームページ制作実績を見ておくということも大切です。
開院に向けてホームページを用意する場合、スケジュールを厳守する必要があるため、ホームページ制作実績をチェックする際は、「開院時」のホームページ制作実績数をチェックしておくと安心です。実績が多ければ頼れる存在となる可能性が高いでしょう。
加えて、クリニック以外の実績を見ることで、デザインの幅や制作技術の質、会社の信頼性を確認することができます。
一般に、大手企業のホームページはガイドラインに沿って制作している場合が多く、その制作実績がある場合、一定水準以上の制作技術や知識があると推測できます。
4. まとめ
クリニックのホームページは「作成して終わり」ではなく、その後の運営・管理が本来の作成目的となります。
そのため、ホームページ制作を依頼する際には、制作費だけに注目するのではなく、情報の更新や成果を出すといった目的にも踏まえて、理想のホームページを作成してくれる制作会社への依頼を検討することが大切です。
充実したホームページが完成すれば、集患や増患が期待できることを考えると、面倒な工程も少し楽しく思えてくるかもしれません。
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