医療DX人材育成研修
- 開催日時:
- 2026年1月13日(火)~2026年3月31日(火)
- 開催場所:
- 出張訪問・WEB(オンライン開催)

超高齢社会・人手不足・医療DXが同時進行のいま、医療のデジタル化は、もう“未来の話”ではありません。
厚生労働省が「医療DX令和ビジョン2030」で発表しているように、2030年、すべての医療機関で標準型電子カルテの運用が必須となる中、国は医療情報の完全データ連携を加速させています。
その波に乗れなければ、診療報酬上の冷遇や地域医療・医療連携から孤立してしまう──そんな現実が静かに迫っています。
一方、現場では慢性的な人手不足、終わりの見えない業務逼迫、個別化・在宅化が進む患者ニーズの多様化という“三重苦”が深刻化しており、限られた時間と人員の中で、これまでのやり方を続けていては、医療の持続性そのものが危うくなりかねません。
2025~2030年は電子カルテの標準化対応・バージョンアップや電子処方箋・オンライン資格確認の本格運用、医療情報の共有サービス活用が開始する節目でもあり、診療所・病院ともに、いまから“現場発”で準備した医院ほど、移行の混乱・コスト・セキュリティ事故を最小化できます。
だからこそ、今、医療の現場こそDXを恐れずに活かすべき時です。DXは“難しい技術”ではなく、“現場を楽にする工夫”の集合体です。
DX(デジタルトランスフォーメーション)は、単なるシステム導入ではなく、「医療の質」「安全性」「働き方」を変える力です。とはいえ、多くの現場では「何から手をつけてよいか分からない」「ITが苦手」という声も少なくありません。
本研修では、ITが苦手なスタッフでも抵抗なく理解できるよう、専門用語を極力使わずに医療現場に特化した形で、「現場で使えるデジタルトランスフォーメーションの力」を学んでいただくことができます。
AIや電子カルテの仕組みをただ学ぶのではなく、フォローアップも実施することで「仕事がラクになる」「安全が高まる」「患者さんが笑顔になる」──その実感を持てる実践的な内容です。
こんなお悩みやこうなったらいいなと思うことはありませんか?
講座のポイント
DXの本質を理解:医療DXとは何かを、制度・技術・現場の視点から整理
医療DXに取りかかる前に押さえておきたい
ITマナー・データの取扱などITリテラシーの基礎をおさらい
AI活用の実践:日常業務にすぐ生かせるAIツールの使い方を体験
標準型電子カルテ・電子処方箋への対応:
2030年を見据えたカルテ移行の具体的ステップについて、電子処方箋とは?
DX推進とスタッフの意識改革:
院内のDX推進を支える人材としての意識とスキルを養成

本講座の内容
ITリテラシーの基礎
— 医療DXを学ぶ前にまず知っておくべき情報管理のマナー
医療人のための情報セキュリティ入門
— AI時代にこそ学んでおきたい医療機関の情報セキュリティ&個人情報保護入門
「DXって結局何?」— 医療DXの現在地とDXを進めるために必要なこと
現場で使えるAI×医療DX — これならできる!AI活用術と安全運用のコツ
医療現場の業務改善ワークショップ
—AIとDXでムダ・待ち・漏れを減らす実践ワーク
まとめ
本セミナー開催にあたって
医療DXが必要不可欠となる時代に、“わからない不安”を“できる確信”に変えるのは今です。
1回完結型の3時間の研修でIT・DX・AIの基礎からクリニックの余計な業務負担を減らしていくために「何から始めるか/誰が担うか/どう取り組むか」が決まります。
「自分には・自院には難しい」「まだ先のこと」と思っていた人ほど、この研修で“目からウロコ”の発見があります。
医療機関の浦島太郎にならないために、今こそクリニック全体でDXについての準備を行いましょう。
お申し込みお待ちしております。
1)受講修了証
セミナー後のアンケート回答でさらに
2)サイバーセキュリティ対策のためのBCP事業継続計画書テンプレート
3)医院業務で実際に使える!AIプロンプト集
4)DX/AI活用のための継続チェックリスト(3か月毎の振り返りにご活用いただけます!)
※リーフレットを全画面表示させる場合は左上の「View Fullscreen」をクリックしてください。
東京都の医療機関の皆さまへ
今回の医療DX人材育成研修は、東京都が実施する「令和7年度医療DX人材育成支援事業」補助金の対象となる可能性があります。
これにより、研修費用を負担することなく受講いただける可能性がありますので、この機会にぜひご活用くださいませ。
【基準額及び補助率】
(1)基準額:1医療機関あたり500,000円
(2)補助率:10分の10
【申請期限】
令和7年11月28日(金)
講師紹介

経営コンサルタント
都筑 瑠璃子
信州大学医学部保健学科を卒業後、医療分野におけるHRソリューション業界へ入職。
臨床検査技師として日本全国のクライアントへ赴き、多い時で1日70名、年間1万人を超える乳腺エコーを担当。いかに受診者の満足度を落とすことなく業務を効率化できるかに尽力し、オペレーションを現場に落とし込んできた。
後輩の育成にも携わる中で、現場において医療人に求められていることは、実践能力に加えて組織力向上のためのチームワークであることを実感し、自らが現場の中で会得した教育ノウハウを業界全土に水平展開すべくクレドメディカルへの転職を決意。
クレドメディカルに参画後は、前職で培ったオペレーション力と持ち前の柔軟な発想でクライアントのお悩みに真摯に向き合い、クライアントの経営・組織課題に対する最大価値を提供し、目的達成のための最適解を提示・実行するコンサルティングを行う。
開催概要
2026年1月13日(火)~2026年3月31日(火)
(出張訪問・オンライン)
クリニックへ講師が赴く出張型研修も対応可能!(日程は要相談)
※オンライン研修:約3時間、現地研修:約4時間
※期間中お好きな時間に繰り返し視聴可能。
※巻き戻し再生、倍速視聴も可能。
※出張訪問をご希望される場合、日程については個別に調整させていただきます。
講師のスケジュールによりご希望の日程での訪問が難しい可能性がありますことご了承ください。
参加料金
■医院への訪問による出張型研修
1医療機関:¥198,000(税込)
交通費は別途ご請求いたします。(当社規定の交通費はこちら)
■オンライン研修
1医療機関:¥99,000(税込)
※出張型研修にお申込み後、訪問日程が確定した以降はキャンセル料が発生します。 ※オンライン研修にお申込み後のキャンセルは1月7日(水)までにメールもしくはお電話で弊社までご連絡ください。
以降、参加料金の100%をキャンセル料として申し受けますのでご注意ください。
※振込手数料は、お客様のご負担とさせて頂きます。
申込みフォーム
〈出張訪問研修の申込〆切〉
3月13日(金)10:00
〈オンライン研修の申込〆切〉
3月25日(水)10:00
お申込み完了後、3営業日以内に弊社より受付メールを送信いたします。メールが届かない場合は、メールの受信エラー等の可能性がございます。大変恐れ入りますが、弊社まで( seminar@credo-m.co.jp )ご連絡くださいますようお願い申し上げます。
■ <1名参加>弊社クライアント会員様・メルマガ会員様は
下記にメールアドレスをご入力・「視聴申込」ボタンよりお申込みください。
■ 新規でお申し込みの方・複数名参加の方は下記フォームよりお申し込みください。
ご参加資格
当セミナーでは秘匿性の高い内容をお伝えします。
弊社クライアントの利益保護の観点から、診療圏バッティング防止の為に一定のセミナー参加資格規定を設けております。下記のいずれかに該当する医院様がご参加いただけます。
(1)弊社コンサルティング会員様、勉強会の各会員様
(2)競合診療圏(クライアント医院所在地より弊社規定範囲)に所在しない医院様
※お申込みいただいた時点で、所在地に基づき診療圏のバッティングの有無を確認し、セミナーご参加の可否を弊社より連絡させていただきます。
※「院長とその配偶者、医院と直接雇用契約を結ばれている従業員」以外の方はご参加いただけません。
※セミナーご参加者と同時に無料メルマガ会員に登録させていただきます。登録解除をご希望の場合はメルマガ停止依頼をお願いいたします。
セミナーに関するお問合せ
seminar@credo-m.co.jp
担当:都筑(つづき)・坂根(さかね)
