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【整形外科医院メルマガ2022年1月号】医院DXを進める時

皆さんこんにちは!
クレドメディカルの中川です。

 

12月の概況

 

 

オミクロン株による新型コロナの
感染が急拡大しており、
一部の地域で
「まん延防止等重点措置」が
再び適用されることになりました。

 

感染の拡大が著しい地域によっては、
リハビリの予約のキャンセルなど
通院の抑制が掛かり
始めている地域もあるようです。

 

オミクロン株は重症化率が
低いとされてはいますが、
あまりにも早いスピードの
急拡大により
患者さんの感染への意識は
高い状態が続いています。

 

このような時期に
自院へ来院してもらうためには、
通院することに対して
安心感を訴求することが大切です。

 

感染対策を徹底していることは
もちろんですが、
受診する際の利便性や
空間上・物理上なるべく
他患者との接触を避けるようにする
取り組みなどを行うことは
感染意識が高まっているときにおいて
非常に重要になります。

 

そこで、今月のメールマガジンは、
『医院DXを進める時』について
お伝えさせていただきます。

 

 

医院DXを進める時

 

 

突然ですが『2025年問題』は
ご存じでしょうか?

 

急速な少子高齢化が進んでいる
日本は現在世界1位の
超少子高齢化社会になっています。

 

それに加えて団塊世代が
75歳以上になる2025年には、
生産人口の低下が顕著になると
想定されています。

 

これが2025年問題です。
その結果クリニックに来院される
高齢者の割合は増えますが、
若年労働力人口の
企業間の奪い合いが一層激しくなり
クリニックで働く
優秀なスタッフを確保することが
難しくなる可能性があります。

 

また年明けから
新型コロナウイルスの
感染者が急激に増加しています。

 

クリニック運営において、
新型コロナウイルス感染対策は
今後も徹底しなければならず、
患者さん同士の接触機会を減らし
院内滞在時間を短くすることが
当たり前になってきています。

 

2025年問題の改善策、
そして接触機会を減らし
院内滞在時間を削減する対策として
「DX化」が挙げられます。

 

ご存じの先生もいらっしゃるかと
思いますが、『DX』というのは
デジタルトランスフォーメーションの略で、
IT技術などのデジタル技術を駆使して
企業のビジネスモデルを変革するとともに、
業務、組織、企業文化などを変革し、
競争上の優位を確立すること
目的とされています。

 

そしてDX化は2025年問題を
解決するための一つの柱として、
国が積極的に進めている施策でもあります。

 

生産業や小売りなどの他業界では、
DX化は競争上の優位性を生み出すため
多種多様な形で進んでいましたが、
医療業界では他業種と比較して
なかなか進んでいませんでした。
しかし新型コロナウイルスの流行に伴い、
医療業界でもDX化が
進んだように感じます。

 

新型コロナ禍の受診抑制により
来院患者の減少が顕著になった
クリニックにおいて、
オンライン診療を
導入しなければならないことなどが、
医療業界におけるDX化が進んだ一例です。

 

そういった現状を踏まえ、
今回のメルマガでは
2022年の先生方の目標に、
「現状よりも自院の
DX化を推進していく」ことを
加えていただくために
書かせていただいています。

 

改めてではありますが、
クリニックにおけるDX化による
メリットの一例を紹介させていただきます。

 

  1. 少ない人材でも効率的なオペレーションを実現でき、スタッフの負担を減らし人材不足を補うことに繋がる。
  2. 人同士の接触機会を減らすことができる。
  3. 患者さんの院内滞在時間を短くすることができる。

 

機械が代わりに業務を行うことで
スタッフの負担が軽減され、
接遇の強化やクラークの育成、
または新しいことを取組む時間を
作りやすくなりますし、
少なからず人手不足の解消にも
役立つかと思います。

 

新しい取り組みの例としては
「PCR検査無料化事業への参入」や、
「新型コロナワクチンの
3回目接種に対する院内体制の整備」などの
が考えられます。

 

「何か新しいことをはじめようとしても
スタッフは既存の業務で手がいっぱい。
そのため、なかなか始められない
(もしくは反発に合う)」
こともあるかと思います。

 

業務の削減ができていれば、
余裕が生まれ
スタッフの協力が得やすくなり、
始めやすくなるかと思います。

 

ではここでクリニックにおける
DX化の例をご紹介します。

 

(1) WEB問診
(2) 自動精算機
(3) オンライン資格確認

 

 

(1)WEB問診

 

こちらは電子カルテを使用されている
クリニック向けではありますが、

 

  • HP上にWEB問診への動線を作ることで来院前に問診票の記入ができ院内での問診記入をなくすことができます。
    その結果、車で待機してもらうことや外出してもらうことができるなど院内滞在時間の削減につながります。
  • 「いつから痛みがある」「どの程度痛む」など、事前に確認しておきたい質問をクリニックで自由に作れるため、紙ベースの問診票よりも柔軟に質問内容を変更しやすくなります。
  • 受付スタッフが従来の問診票をカルテ転記する場合は、受付業務の削減になるため患者対応などの接遇に余裕が生まれます。
    またクラークがカルテ転記を行う場合も同様に業務の削減に繋がります。
    ただ、高齢患者さんが多いクリニックではスマートフォンなどの操作に慣れておらず、従来通りの紙ベースの問診票の方が効率が良い場合がありますので、その点は注意が必要です。

 

 

(2)自動精算機

 

自動精算機を導入している整形外科医院は
まだまだ多くありませんが、
新型コロナウイルス感染拡大以降
大幅に増えているようです。

 

  • クレジット払い、QRコード決済に対応可能なものが多いため、高額な自費診療の支払い、もしくは現金をあまり持ち歩きたくない方の利便性が向上します。
    他の診療科目に比べて一般的に患者数が多い整形外科では、レジ誤差が発生しやすいと言えます。
    自動精算機であれば各会計のお釣りに間違いがないため誤差が発生しにくくなり、レジ締め作業の負担が少なくなり残業時間が短縮されやすくなります。
  • 処方箋を先に渡すかオペレーションを検討する必要はありますが、会計の作業自体はなくなるので業務負担の軽減に繋がります。
    また自費診療と保険診療の会計を分けているクリニックが多いかと思います。
    その場合は受付スタッフがレジ会計を2回行わなければなりませんが、自費診療のレジ会計を窓口で行い、その後患者さんに自動精算機で保険診療の会計をしてもらえば、受付スタッフのレジ会計は1回で済むことになるため業務負担の軽減に繋がります。
    「費用も高いし、置く場所もない」という問題もありますが、年々機器の小型化や価格の低下も進んできています。

 

 

(3)オンライン資格確認

 

オンライン資格確認は
補助金を活用して導入された先生も
多いかと思いますが、
実際に運用を始めている
クリニックは少ない印象があります。

 

マイナンバーカードを
利用する患者さんが少ないため、
有用性を感じることができていない
ことが理由ではないかと思います。

 

しかしマイナンバーカードに
保険証情報を登録することが、
あまり普及していない今の段階でも
運用を始めていただければ、
以下のメリットがあります。

 

  • カードリーダーを使わず、保険証記号番号から患者保険情報を取得することが可能なため、受付スタッフが全て手入力で行っていた作業が少なくなり作業効率の向上が見込めます。
  • 資格過誤によるレセプト返戻の作業を削減できます。

 

以上がクリニックにおける
DX化の一例となります。

 

クリニックでのDX化が進む
可能性は今後極めて高いと思われます。
そしてクリニックにおける
2025年問題を解決する1つの方法
として検討すべきことかと思います。

 

そのためできるだけ時代の
流れに取り残されないように
早めにご対応いただければと思います。

 

本メルマガが正しく情報を仕入れ、何が先生にとって有益かをご判断いただくための材料となりましたら幸いです。

 

今月も最後までお読みいただきありがとうございました。