セミナー情報

【終了】整形外科医院 経営基礎セミナー|2020年6月21日、6月28日

開催日時:
2020.6.21
2020.6.28
開催場所:
WEBセミナー

クレドメディカル主催
整形外科医院医院経営基礎セミナー 6月21日(日)/6月28日(日)オンライン開催

皆様、こんにちは。クレドメディカルの中川淳一朗です。
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の解除が進む一方で、依然として影響が続くこの時期にお手に取っていただきありがとうございます。
弊社は整形外科専門のノウハウを活用して“開業後”の診療所の経営コンサルティングを行っております。

昨今の新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くの整形外科医院が影響を受けていると思います。 特に整形外科では、メインであるリハビリなど、内科的な疾患に比べて緊急を要しない疾患が多くあることもあり、患者の受診抑制が他科に比べて高い傾向にあります。

徐々に新型コロナウイルスの感染拡大は落ち着いてきていますが、これまでの患者数まで回復するには相当な時間を要することが考えられます。また、長期的に見ると「国内の人口減少」「2022年に後期高齢者の医療負担が1割から2割負担」「2025年には30%以上が65歳以上」など今後通院したくても受診抑制がかかる患者が増えてくるでしょう。従って、高齢者の割合の多い整形外科医院にとっては、厳しい時期が続くことが懸念されます。
今後、整形外科医院が安定的に成長していくには『幅広い年代を集患し続ける』ことが大きなポイントとなるのです。
高齢者に依存しない、若い方も通院しやすい医院へと大きくシフトチェンジしなければいけません。

今回は、『新型コロナに見る緊急時に医院が取るべき対応策』『未来の整形外科医院の理想の診療モデル』についてお伝えします。

新型コロナウイルスによる影響をチャンスと捉えて、本セミナーを未来における整形外科医院のあるべき形へと迷いなく進まれるための足がかりにしていただければと思います。

『次世代型』 整形外科が

求められる理由(1)

コロナショック後に迫る

整形外科を取り巻く外部環境

ポイント(1) 人口の減少

新型コロナウイルスの影響により、医療機関は厳しい状況に直面しています。特に今回のコロナショックでは、高齢者の感染率が高い・重症度が高いということもあり、高齢者の受診抑制が高く、リハビリにおいて「通院頻度が大幅に減少している」医院が多く、高齢者に依存している整形外科医院ほど影響が大きかった傾向にあります。ということは、特定の層に依存する体質はリスクが高いということです。加えて、コロナショックの収束後も、整形外科医院が目を向けなければいけない社会情勢の変化があります。
それは、前項でも触れました2022年には、後期高齢者の医療負担増が検討されているということ。
さらには、国内の人口の少子高齢化が益々加速しており、65歳以上の人口が30%を超える『超高齢化社会』へと突入します。と、ここで、高齢患者による医業収入が売り上げに占める割合が大きい整形外科診療所経営においては、少子高齢化は追い風と感じられる先生方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、国の推計によると老齢人口の絶対数の伸びは2020年に止まると予想されており、その後は横ばいの状況が続きます。
一方0歳~65歳の生産人口は減少を続けます。
人口が減少する中で、集患をし続けなければ、医院を継続的に発展させることが難しい環境になってくるのです。

人口減少の波・高齢者依存の体質への対策が必要となる

『次世代型』 整形外科が

求められる理由(2)

アフターコロナに向けた集患

診療+@で口コミに繋げる

ポイント(1) 患者参加型 予防医療の訴求

現在は、多くの都道府県で緊急事態宣言が解除されていますが、いまだ受診抑制が掛かっています。
アフターコロナに患者を呼び戻す、来院を促す対策というのは非常に重要です。

弊社がクライアントで患者向けに実施したアンケートで、診療以外で求めることをヒアリングしたところ、「教室」などで「予防医療について教えて欲しい」という声が非常に多くありました。
例えば、院内で患者向けに「腰痛予防の体操教室」や「ロコモトレーニング教室」などを定期的に開催している医院は、満足度が高く口コミが高い傾向にあります。
他にも、妊婦や産後向けや認知症予防の教室など、ターゲットを絞った教室を実施することで、幅広い患者層を集めることができます。
診療に+@の来院動機を訴求することで、集患に繋げることができるのです。

ポイント(2) 医院オリジナルツールの作成

新型コロナウイルスの感染が収束すれば、自然と患者さんが戻ってくると安心していてはいけません。
周りの競合医院でも、集患するために様々な対策を行ってくるでしょう。
通常の診察においても、診療+@を実践することで、満足度が上がる⇒口コミが増える⇒増患に繋げる ということが可能です。

弊社クライアントの先生は、診療+@を実践するためにクリニックで作成したオリジナルのツールを使用して、説明を補填されています。
製薬会社作成のツールを使用していただいても効果はあるのですが、オリジナルで作成することによって先生独自の説明を盛り込むことができ、製薬会社のツールを使用するよりも高い効果を発揮してくれます。
この他に、特定の患者さんに対して、ご挨拶に絡めて、季節ごとの疾患の情報を盛り込んだハガキをお送りすることで、満足度を上げるだけでなく、来院を促進されている医院もございます。

本セミナーでは、集患に繋げる『診療+@』の実践方法について詳しく解説します

『次世代型』 整形外科が

求められる理由(3)

コロナショックで明らかになった課題

ガラパゴス化する整形外科のWebマーケティン

ポイント(1) 新型コロナなどの有事においては、情報発信がカギ

今回の新型コロナ感染下において、周辺の医院と比べて影響が少なかった医院があります。
どういう医院かというと、院内感染対策や自院の強みをホームページやSNSなどのWEBマーケティングを駆使して、患者にアピールできている医院ほど、周辺医院に比べて売上への影響を抑えられていた傾向にあります。
多くの整形外科医院を見ていますと、自院のホームページを作成されてはいるのですが、集患につながる、あるいは情報発信に繋がる作り方をされている医院さんは少なく、他の診療科目に比べても、ホームページの作りこみが遅れているように見受けられます。
特にコロナショックのような有事においては、安心して受診できるよう情報発信することが重要となるのです。

ポイント(2) 年齢層を拡げる・集患の為のマーケティング

クライアントの先生が持たれている悩みの一つとして、「年齢層の幅が広がらない」「もっと若い方を取り込みたい」という意見を多く聞きます。
確かに、現在では多くの医院がホームページを持たれています。しかし、前述した通り、多くの整形外科医院では、それをうまく集患に活かしきれていない医院が多いのが現状です。
現状、他科では来院経路を分析すると、50%がホームページ経由という医院も珍しくありません。
受診する医院を決定するうえでホームページは重要な要素なのです。
たとえ高齢者であっても、インターネットの利用者数は、今や70歳以上の方でも50%近くが利用しています。
年齢層の幅を拡げたいのであれば、それに合わせたホームページにする必要があります。

本セミナーでは、SNS活用法や患者特性に合わせたホームページの作り方などこれからの整形外科医院に求められるWEBマーケティング実践方法をお伝えします。

『次世代型』 整形外科が

求められる理由(4)

有事に起こるリスクを抑える

高齢者だけに頼らない患者の幅を拡げる差別化戦略

ポイント 幅広い年齢層向けに専門外来の訴求

前述した人口減少、整骨院など競合が増加するという厳しい環境の中、また、今回の新型コロナのような有事において整形外科医院が安定して継続・発展していくためには、高齢者だけに頼らない幅広い世代の方を取り込むことも重要です。
各地域で整形外科医院や整骨院が増加してくると、リハビリやマッサージの治療は当たり前になるため、他院との差別化を図ることが難しくなります。
つまり今後の整形外科医院では、疾患や障害に対する「リハビリや通常診療以外」で、特色を出していく必要があるのです。つまり、差別化戦略が非常に重要になります。例えば、通常の診療に加えて、若年層向けに「スポーツ外来」、女性向けに「骨粗鬆症外来」、リハビリ部門に加えて、未来の患者獲得に向けて「体操の予防教室」など、他院とは違った自院の強みをアピールすることです。

高齢者だけに頼ると、新型コロナウイルスのような有事に影響がより大きくなりやすい。本セミナーでは、新たな患者獲得のための秘訣、差別化戦略のノウハウを徹底解説致します。

本セミナーでお伝えするその他のコンテンツ

Operations

オペレーション

  • 新型コロナのような有事に備える!オンライン診療の構築法
  • 受診抑制時期にも堅調!来院患者特性に応じたおすすめ予約システム運用ルール
  • 医師のカルテ記入からの卒業!?診療の質を向上させるクラーク制度
  • 患者満足度向上と診療効率向上を両立させるための考え方
  • 医師の負担を減らす&有事期に備える!業務分担の重要性
  • 1週間に同じ質問(問診)を何回していますか?診察効率を上げる事前問診の重要性
  • 医師の説明内容を補填して、患者理解&満足度の向上ができるツールの使い方、作り方

Marketing

マーケティング

  • これぞ医院経営におけるマーケティングの基礎!医業収入を増加させるために必要な5つの要素
  • コロナショックの時期に感染流行地域でもほとんど患者数が減らなかった整形外科医院の秘密とは?
  • 先行者が優位!今からやっておかなければならない増患に効果を出すためのホームページ施策とは?
  • 口コミを増やして増患に繋げるノウハウを徹底解説
  • 患者が受診する医療機関を決定するうえで重要な指標!Googleの口コミ概要と低評価口コミへの対策
  • 新型コロナのような有事のリスクに備える!患者層を拡げる専門外来の訴求方法とは?
  • 整形外科業界ではまだまだ少ない?他院と差別化できる専門サイト(ページ)の作り方

Management

マネジメント

  • コロナショックの今だからこそできる!スタッフを戦力化のためのマネジメントフロー
  • 採用する前に必ずしていただきたい●●試験
  • 新型コロナ影響下の現在、スタッフによる新たな取組を開始する千載一遇のチャンス、その理由とは?
  • ピンチはチャンス。採用マーケットは良い人材を獲得できる絶好機
  • 仕事の方法を伝えるだけが教育では無い。先輩スタッフに学んで欲しい教育の4STEP
  • 受付・診察室・リハビリ…整形外科医院特化型の組織活性化術
  • 知らねば損!助成金を活用したマネジメント

最後に先生方に伝えたいこと

今回のコロナショックで、売り上げに大きな影響を受けている医院は多くあると思います。
特に今回の新型コロナウイルス感染拡大下では、高齢者に依存している医院ほど医院経営に大きな影響を及ぼしている傾向が強いです。もちろん高齢者を受け入れる地盤は、しっかり固める必要があります。
しかし、前述したように将来の社会情勢の変化や、コロナショックのような有事において生き残っていく為には、旧態依然の整形外科クリニックでは厳しいという現実です。
しかしながら、私はピンチはチャンスと捉えています。
これを機に、将来を見据えた新たな整形外科医院の形を作り上げるチャンスと思っております。
本セミナーは、以下の項目に当てはまる医院の先生方には、是非聞いて頂きたい内容となっています。

  • 患者の高齢者比率が高く、新型コロナウイルスの影響が大きかった。
  • コロナショックで影響を受けなかった医院の秘訣を知りたい。
  • 今すぐに使える、新型コロナウイルス対策を知りたい。
  • アフターコロナ時代に備えて、新たなノウハウを取り入れたい。
  • ホームページやSNSなどWebマーケティングには力を入れていない。
  • 診療の満足度を向上させ、口コミを増やして増患したい。

現在の新型コロナウイルスによる医療機関への影響、将来の国内の人口動態や社会情勢を鑑みると医院を継続的に発展をしていくためには、いかに早く将来を見据えた対策をとれるか、にかかっています。言い換えるとクリニックがどのように成長するのか、どの程度成長を続けていくのかは「実行の速さ×質」で決まるということです。
“速さ”は先生方の決断や実行のスピードによるものですので、大部分が先生に依存するものですが、“質”は判断の基となる情報が大きな影響を及ぼします。

今回のセミナーでは、新型コロナウイルス感染対策はもちろん、収束後に来院患者の年齢層を拡げ、且つ増患に繋げるWebマーケティング、予約システムの最適化、患者満足度を上げる診療ツール・クラークの導入、採用と教育など弊社クライアントが実践して成果を上げているノウハウをお伝え致します。これらのノウハウは弊社クライアントのクリニックで実践され磨かれてきたものばかりですので、先生方のクリニックでも共通するものがあると考えております。

是非、院長先生だけでなくスタッフと一緒にご参加いただき、弊社クライアントのクリニックで実践し、成功した取り組みを共に学んでいただくことで、明日からの診療にお役立てください。
※お二人目以降の参加には割引価格を設定しておりますので、代休を取らせてでも、なるべく多くのスタッフの皆さんと一緒に参加されることを強くお勧めします。
(一方で「スタッフだけに参加させて自分は行かない」というのは特別な事情がない限りはお勧めできません。「率先垂範」、まずは院長先生が参加の上で、スタッフの方へお声がけしていただくことが正しいマネジメントの第一歩です。)

今、決断の時です。申込フォームの入力から送信まではたったの1分。
本セミナーが、少しでも今後の医院経営のお役に立てれば幸いです。

株式会社クレドメディカル 中川淳一朗

本セミナーの早期申込み割引特典のご案内

今回、早期申込特典として、6月10日(水)までにお申し込みされた方に限り、1名様分の料金で更にもう1名様、無料でご参加頂くことができます。
院長先生だけでなく奥様や事務長、現場のリーダークラスの方にも一緒に聴講頂くことで、セミナー内容をスムーズに実行に移していただきやすいのではないか、と考え本特典を準備しております。
特に今回のセミナーではスタッフの活躍による診療効率化の内容もございますので、スタッフとご一緒でのご参加をお勧め致します。第三者から経営効率のためでは無く、診療効率改善がなぜ患者満足度に繋がるのか、という内容をお伝えすることで、先生が指示を出された際に「協力的に動いてくれるようになった。」というお言葉も頂戴しております。是非この機会をご活用ください。

当日のプログラム内容
(講座構成は当日変更の場合がございます。ご了承ください)

【第1講座】 新型コロナに見る整形外科医院が取るべき対策と今後の整形外科の展望
【第2講座】 アフターコロナはマーケティングで他院に差をつける!
今、整形外科医院に求められる集患術
【第3講座】 高齢者に頼らない、『次世代型』整形外科医院体制構築ノウハウ
【最終講座】 本日のまとめ

講師紹介

近畿大学商経学部卒業後、一部上場通信販売大手に入社。その後大手外資系小売業で店長、統括マネージャー職に従事し、100名以上のマネジメント、地域ごとの最適な出店開発、販促企画を含むマーケティングと、幅広い領域にて力を発揮。在職中の2016年に関西学院大学専門職大学院にて経営管理修士課程を修了し、その後2018年クレドメディカルに参画。
ビジネススクールで得た知識と小売業での店舗経営の経験を活かし、クリニックの増患対策・組織マネジメント・診察効率改善を中心に幅広く支援を行う。クリニックの発展をサポートし、ひいては地域社会への貢献を第一にコンサルティングを行っている。

立命館大学法学部を卒業後、前職、大手経営コンサルティング会社に入社。クライアントの業績アップに関するマーケティングノウハウを駆使し、数千万円の企業から数十億円の企業のコンサルティングに従事。クレドメディカル参画後はWEBを駆使した増患対策と患者満足度向上による口コミ発生に注力した業績向上手法と現場主義に基づいた診察効率の改善案を基に皮膚科・耳鼻咽喉科において、数多くの医院の業績アップを展開。皮膚科においては、「自由診療に頼らない保険診療の業績アップコンサルティング」といった唯一無二のノウハウを構築し、皮膚科専門コンサルティングにおける独自の分野を確立。5,000万円未満のクリニックから数億円の皮膚科医院の業績アップコンサルティングは勿論、様々な診療科目の立ち上げにも携わることで診療科目に捉われない業績アップの着眼点に基づいたコンサルティング・人材不足の時代における組織体制の強化による経営者とスタッフの「幸福」を追求したコンサルティングに定評がある。