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【内科医院メルマガ2021年12月号】 忙しい時の自分とは?

皆さんこんにちは。
クレドメディカルの池田です。

 

今年も去年同様に新型コロナウイルスに
振り回された1年となりました。

 

最近では第5波が起きた時に比べて、
一旦は落ち着きを取り戻したものの、
南アフリカで発生した新たな変異株の
出現によりまだまだ医療業界としては
気を抜くことはできません。

 

12月ということもあり、
一度2021年の新型コロナウイルスの
情勢を簡単に振り返ってみましょう。

 

2021年はまず年始から
第3波の影響を受けました。

 

これは1か月程度で収束しましたが、
次に卒業・入学シーズンである
3月から第4波がやってきました。

 

その後過去最高の感染者数を
記録した第5波が8月から
9月の夏休み期間に発生しました。

 

これらにより発熱外来で
新型コロナウイルスの疑いのある
患者さんを受け入れていた医院や
クリニックは特に大変でした。

 

また、今年は
季節外れのRSウイルス大流行や
コロナワクチンの接種
ムンプス、日脳のワクチン供給遅れにより
例年以上に対応に追われ、
心労が募り心休まらない日々を
過ごされた先生も多かったかと思います。

 

さらに院内のオペレーションの面では、
院内トリアージ対応や感染防護対策など
従来の診療と異なる対応を講ずることとなり
院長先生だけでなく、
スタッフの方も含めクリニック全体に
疲弊感が漂っているのではないでしょうか。

 

ここでひとつ学んでいただきたいことは
この忙しかったオペレーションの反省点を
「そのまま来年に持ち越してはいけない」
ということです。

 

一般的に
「忙しい時は余裕がある時に
比べて人の本性が現れやすい」
とよく言います。

 

忙しいという漢字の成り立ちは
諸説ありますが、
心を亡くすと書きます。

 

つい忙しくなってしまうと、
相手を思いやる心を忘れて、
自己中心的に動いてしまう
ことも多くなります。

 

この忙しさの中で周りの看護師や医療事務
スタッフの動きにイライラした先生も
多かったのではないでしょうか?

 

また、忙しさのあまりに一人ひとりの
患者さんの対応がいつもよりも
いい加減になっていなかったでしょうか?

 

先生だけでなく、スタッフの方もいつもなら
必ず聞く問診や会計の一声がおろそかに
なっていなかったでしょうか?

 

このように忙しくなってしまうと
普段ならできているはずのことが
できなくなってしまうことは、
よくあります。

 

ではこの負のループから
抜け出すためにはどうしたら
良いのでしょうか?

 

それは、普段の余裕がある時から
先生がおひとりで診察を進めるのではなく、
クリニック全員でチームとして
一人ひとりの患者さんを
対応することを習慣化することです。

 

繁忙期と閑散期の仕事量を比べると
閑散期では先生おひとりで対応は
できていても、繁忙期になると
一人だと手一杯になってしまう
場面も多くなると思います。

 

大事なことは閑散期から繁忙期にかけて
普段から先生の仕事でも細分化をして
他のスタッフでもできることは任せて、
繁忙期に向けて先生の業務量を
分散し調整することです。

 

その上で、もっとこうしたら良い等の
アドバイスがあれば毎日の朝礼時などに
お互いで話し合いを行なって解決をします。

 

繁忙期になって忙しいからという理由で
慣れていない仕事を突然スタッフに任せて、
完璧にできる人はいません。

 

患者さんの接遇も同じように忙しくなると
いつもならできている笑顔が消えて、
つい怖い顔で接遇をしがちになります。

 

そうなると良い意味でも悪い意味でも
表情は相手に伝染し、患者さんも不快に
感じてしまう恐れがあります。

 

そのため、こちらも毎日の朝礼の場などで
笑顔の習慣をつけることが大事になります。

 

もしできるなら先生からスタッフへ
もしくはスタッフから先生へ診察の
合い間に笑顔ができていたら褒めて
あげても良いかもしれません。

 

以上のことを行うことにより
来年のオペレーションは
必ず今年よりも楽になります。

 

そして、是非先生には忙しい時でも、
心に余裕を持つことで、揺らぐことのない
確固たる診療体制を築いて頂きたいです。

 

コロナ流行が一旦落ちつき、
人々の生活リズムが
元に戻る兆しが見えつつあります。

 

昨シーズン同様、インフルエンザの
流行の兆しは見られませんが、
人々の生活が活発になることで、
感染症などが流行し、
診療が多忙を極める可能性もあります。

 

今のうちに新しくクラーク業務ができる
スタッフを1人でも多く増やしておいたり、
先生がいつも行っている治療の説明を
代わりにできるスタッフを増やしたりと、
先を考えて今できることは数多くあります。

 

もし、2022年も

  • コロナの波が来てしまったら
  • ワクチン供給が遅れたら
  • 想定外の感染症流行があったら

同様のオペレーションになってしまい、
負のループに陥る可能性があります。

 

それを防ぐためにも今年感じた反省点は、
なるべく来年の診療に持ち越さないように
今一度オペレーションのあるべき姿を
見直してみてはいかがでしょうか?

 

 


今月も最後までお読みいただき、有難うございました。

それでは次回以降の配信をお楽しみに!