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【内科医院メルマガ2021年9月号】 夏が終わってもアイスを売る

夏が終わってもアイスを売る

 

 

皆さんこんにちは
クレドメディカルの池田です。

 

9月になり、日増しに秋の気配が
深まってまいりまいた。

 

暑い日に食べたくなるものに、
アイスをイメージする方は、
多いと思います。

 

ただ、夏の風物詩でもあるアイスですが、
実は冬にも食べたくなる人が多いことは
ご存知でしょうか。

 

夏の風物詩であるアイスが
どうして冬でも
そんなに食べたくなるのでしょうか。

 

特に興味深い内容として
ハーゲンダッツが挙げられます。

 

1984年に日本に上陸して以来、
アイスの中でも高級アイスとして
君臨し続けているハーゲンダッツですが、
実は1年を通して12月が最も売れています。

 

繰り返しますが、
なぜ冬の寒い時期に
アイスを食べたくなるのでしょうか。

 

冬にアイスを食べたくなる理由としては、
まずは、年末の自分への少し贅沢なご褒美や
お客様への手土産でハーゲンダッツを
買う人が多いということです。

 

ハーゲンダッツ以外のアイスメーカーでも
冬に新作を発売する会社が多く、
1年が終わる12月に今年頑張った自分を
慰労する意識も自然と高まることから、
ゴージャスなイメージを表現した
アイスが多く発売されます。

 

かつて、ハーゲンダッツでも
ストロベリーソース、
バニラカスタードアイスクリーム
チョコレートブラウニーの調和がとれた
苺とブラウニーのパフェを発売しています。

 

逆に夏に売れるアイスは冬と異なり、
シャーベット系のさっぱりした
アイスの売上が高いと言われています。
そのため、冬場はシャーベット系の新作は
あまりありません。

 

それともう一つ、
冬にアイスを食べたくなる理由が
室内の温度があります。

 

真冬になるとほとんどの地域では、
外が寒いため、必ず室内は暖房をつけ、
部屋を暖かくしています。

 

その暖かい部屋で
特にお風呂あがりにアイスを食べるのが
とても人気があるようです。

 

また、暑い夏場でも
冷たいものを食べたくなりますが、
夏だとアイスはすぐに溶けてしまいます。

 

一方、寒い冬だと
アイスは溶けにくく、
ゆっくりとアイスを味わうことができます。

 

このように、
本来夏に買うものが冬に売れていたり、
その逆の現象が起こったりと、
季節感が逆転した購買行動が
近年注目されています。

 

この季節を逆転させた購買行動は、
クリニックのマーケティングにも
活用できる考え方です。

 

例えば、内科医院では、
夏に比較的見られる脱水症状ですが、
冬でも暖房をつけていると、
知らない間に脱水症状になる
というお話を最近よく耳にします。

 

また、比較的夏場に見かけるあせもも
暖房の影響を受けたり、厚着することで
冬場に見かけることもしばしばあります。

 

「この疾患と言えば夏でしょう」
だから、夏にしかマーケティングを
かけていなかった
ということはないでしょうか。

 

科学技術の発展が久しい昨今、
いつの間にか知らない間に、
人々の生活様式や環境、習慣が
変わってしまっているということは
よくあることです。

 

特に、この1年半での、
新型コロナウイルスの流行が
我々にもたらした影響は
とても大きなものであったと言えます。

 

クリニックによっては、
オンライン診療を積極的に取り入れたり、
新型コロナ検査を自院でも導入したり、
中にはドライブスルー形式で
外来を実施されたりなど、
今まではとうてい考えもしなかったことを
導入されたクリニックもあると思います。

 

先の見通しが一向に立たない中で、
いつどんな変化が訪れるかが
わからない状況です。

 

このような状況だからこそ、
今までと同じやり方だけにこだわるのではなく、
今までと異なった視点を
何か取り入れることは
マーケティングの観点では非常に有用です。

 

とは言っても、
いきなり斬新なアイデアを思いつくことは、
至難の業です。

 

そのような時は、
今までの当たり前を見直すことから
はじめてみるのがおすすめです。

 

  • これは夏の疾患だから
  • 内科ではこの疾患は対応できない
  • 駐車場がないから検査できない

 

アイスは夏の食べ物というのは
確かにその通りです。

 

ただ、夏以外は食べないのかというと
決してそうではありません。

 

寒い冬であっても、お風呂上りに
アイスを食べたくなりますし、
ハーゲンダッツのように、
特別感を演出することで
今までの当たり前を
覆すこともできるわけです。

 

つまり、戦略次第では、
夏が終わってもアイスを売る、
売り続けることは可能なわけです。

 

新型コロナ流行の収束の目途が
立たないだけでなく、
むしろ感染が拡大している中、
いつ何が起きてもおかしくないと
言えるでしょう。

 

だからこそ、時には今までにない考えを
取り入れることもマーケティングにおいて
必要と言えるでしょう。

 

 


今月も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

本内容が先生方のお役に立てば幸いです。
それでは次回以降の配信をお楽しみに!