セミナー情報

【終了】第13回 耳鼻咽喉科 院内体制強化セミナー|2018年5月27日東京、6月17日大阪

開催日時:
2018.5.27
2018.6.17
開催場所:
東京、大阪

クレドメディカル主催 第13回耳鼻咽喉科医院院内体制強化セミナー 5/27東京開催・6/17大阪開催 耳鼻咽喉科医院は将来、これまでと同様に必要とされるのか?

皆さま、こんにちは。クレドメディカル代表の志賀嘉典です。
弊社では“耳鼻咽喉科に特化した”独自の経営ノウハウを基に、耳鼻咽喉科医院の“開業後における”総合的なサポートを行うコンサルティング活動を展開しています。
私は耳鼻咽喉科医院コンサルティングの第一人者として、耳鼻咽喉科特有のコンサルティング手法を開発し、10年以上にわたり、これまで数百人の耳鼻咽喉科医院の院長先生から相談を承ってきました。

お陰様で最近では経営相談やコンサルティングのご相談についてもすぐにはお受けできず、お待ちいただくほどに先生方から弊社へ多くのお問合せをいただくようになりました。
耳鼻咽喉科医院においても「業績を上げる」といった課題だけでなく、永続的持続的に医院経営を安定させる、次世代に繋いでゆける医院づくりをする、院長の持つ強みを磨きぬいた医院を創る、といった“様々なテーマ、かつ個別具体的な経営課題を解決したい”という需要が増加していることを、肌で感じています。

そのような中、既にお気づきの先生方も多いと思いますが4月の診療報酬改定では、ある意味で耳鼻咽喉科医院の未来にとって非常に大きな意味を持つ改定となりました。
「かかりつけ」の方向性を国はより明確に打ち出し、医科においては小児科や在宅分野を皮切りに、今後10年で患者さんの病院や診療所への「受診スタイルそのもの」を変えようとしていることが、強いメッセージとして表れていたからです。

まず耳鼻咽喉科医院にとって直近で影響があるのは、「小児かかりつけ診療料の緩和、点数の優遇に伴う小児科への患者流出」ですが、大人についても将来的には「内科・総合診療科を中心にした、かかりつけ制度」が整備され、風邪やアレルギー性鼻炎などは耳鼻咽喉科から流出する可能性が高まるでしょう。(勿論、こちらについては世論の流れもあり、実際に患者さんがどのように変化するのか、不透明な側面もあります。)

その時、市民にとって耳鼻咽喉科医院はどういった位置づけとなるのか?今までの慣習や医療システムの下で、何となく旧態依然とした診療を続ける耳鼻咽喉科医院にとっては厳しい未来が待ち受ける事になります。
耳鼻咽喉科に患者さんが訪れるのは“小児科からの紹介で来る、鼓膜の切開や耳垢の除去の依頼”、“かかりつけ内科(総合診療科)からの紹介で来る、耳鳴りやめまいの精査加療の依頼”といった案件が中心となり、これまで耳鼻咽喉科医院が実質的に担ってきた、かかりつけ医領域の役割から外されてしまう未来さえ予想されるのです。

そしてもう一つの大きな問題が2025年問題です。
人口減少と超高齢化社会の到来に伴い「外来の医療需要」が特に地方部で一気に減少すると言われているものです。(だからこそ、現在の外来需要に対応している医療リソースを在宅に振り向けようとしているため、今回の改定でも在宅に大きな配分が為されているのです。)

かかりつけの進展による診療領域が隣接する他科への患者流出と、2025年問題による外来医療ニーズそのものの減少。それらを受けてそれぞれの耳鼻咽喉科医院はどの方向に進むべきか、真剣に考える必要が出てまいりました。

直近の花粉の飛散量に一喜一憂しているような場合ではないのです。

我々も必死です。これまで積み上げてきた耳鼻咽喉科医院に関するノウハウさえ、外部環境の大きな変化によって効果が出にくいものとなったり、意味を為さなくなってしまうものも出てくるでしょう。よって我々も事実を冷静に受け入れ、その上でクライアント医院を守る方法を新たに生み出してゆかなければならないと考えています。
その点では我々も先生方と同じ船に乗っているのです。

今回はそうした耳鼻咽喉科医院にとって「不都合な真実」を率直に伝えた上で、今後それぞれの耳鼻咽喉科医院がより強い組織となって困難を克服していただくためのセミナーを開催いたします。

だからこそ、先生方にも幹部スタッフの皆様にも、これまでのセミナーとは異なり、それぞれにかなり厳しいこともお伝えするつもりです。

ですから、残念ながら過去に行ってきたセミナーのように「こうすれば上手くいく!」といった聴いていてワクワクするような内容ばかりでは無いかも知れません。

しかし、現状を正しく認識し、それを肯定した上でプラスの発想で新しい未来を描いていただくことこそが今の耳鼻咽喉科の経営者や幹部の方々にとって必要だと思うのです。

今回はそうした耳鼻咽喉科医院にとって「不都合な真実」を率直に伝えた上で、今後それぞれの耳鼻咽喉科医院がより強い組織となって困難を克服していただくためのセミナーを開催いたします。

だからこそ、先生方にも幹部スタッフの皆様にも、これまでのセミナーとは異なり、それぞれにかなり厳しいこともお伝えするつもりです。

ですから、残念ながら過去に行ってきたセミナーのように「こうすれば上手くいく!」といった聴いていてワクワクするような内容ばかりでは無いかも知れません。

しかし、現状を正しく認識し、それを肯定した上でプラスの発想で新しい未来を描いていただくことこそが今の耳鼻咽喉科の経営者や幹部の方々にとって必要だと思うのです。

セミナーでお伝えする内容の一部をご紹介します

  • 小児かかりつけ診療料緩和で小児科医院はどう変わるのか?最新の届け出データを基に徹底解説
  • 診療報酬改定が示唆する、国が描く日本の外来診療の未来の形
  • 改定により失った、耳鼻咽喉科が本来担うはずの大きな医療領域と、その行く末
  • 継承マッチング業者は絶対に教えてくれない、耳鼻咽喉科医院での親子継承・第三者継承の注意点
  • 真実が見えにくい、耳鼻咽喉科医院におけるオンライン診療の現在とこれから
  • 「本当にその病気は耳鼻科でないと駄目ですか?」貴院はこの質問にどう答えますか?
  • 2025年問題に立ち向かう。耳鼻科の本質を追求する旅
  • ライフサイクル理論と他業種の流れから見る今後10年の耳鼻咽喉科医院の流れ
  • 耳鼻咽喉科は誰のためのクリニック?住宅立地型、商業地立地型、世代毎の比率平均を基に未来を考える
  • 一番大切なことを大切にする医院経営とは?
  • 今後10年で増加する、発展する耳鼻咽喉科医院の経営モデルパターンを提言
  • 国内で1200万人の潜在需要があり耳鼻咽喉科医院に隣接する巨大な補聴器市場。耳鼻咽喉科が担うべき役割と多くの院長が抱いている誤解
  • ホームページの集患は新しい時代へ。将来を見据えた土台づくり
  • 接遇の細かい言葉遣いは患者さんにとってクリニックの決定要因にならない。そして「丁寧な言葉遣いをすれば患者さんが増える」の半分は幻想。なぜ?
  • 殆どの耳鼻科医院の院長が知らない、発展を続ける院長が共通して取り組んでいる、「〇〇の使い方」を初公開
  • 伸びる医院と伸びない医院の大きな違い。その違いを生むある客観的な基準とは?
  • 人件費を冷静に考える。理想の人件費率とは?理想の勤務形態とは?
  • 貴女の保険料や年金積み立ての半分はクリニックが出してくれている?スタッフが意外と知らない(伝わっていないクリニックの福利厚生、社会保険や医師国保の違い)医療法人の見えざる負担
  • 医療事務、看護師だけでなくドクターでも始まっている採用の二極化。採用を制する者が未来を制する
  • 看護師にとって好かれる科目嫌われる科目が存在する事実。耳鼻咽喉科はどちらか?
  • 新人の仕事の覚えが悪いのは貴女の教育が悪いから!?「今どきの若い子は・・」の言葉が使われ続ける本当の理由。自分の受けた教育方法が時代遅れになる原因と対策
  • 貴女は本当にリーダーとしての役割を果たしているか?真のリーダーと害悪を生むリーダーの違い
  • 院長夫人は医院経営において何をすべきか?上手くいく立ち位置、不満を煽る立ち位置。
  • 産休~育休についてどう考えるべきか?雇用者・労働者それぞれの言い分と運用の最適解

上記で挙げた以外にも長きにわたって耳鼻咽喉科医院をサポートし続けた結果、耳鼻咽喉科医院のコンサルティングにおいて国内圧倒的No.1の実績をもつ当社だからこそお伝えできる、情報収集力・分析力・実績をベースにした耳鼻咽喉科医院とっての不都合な真実の開示と、その克服策を時間の許す限りお伝えしたいと思います。

「経営者としての院長」の任務は「決断」と「行動」です

近い将来に耳鼻咽喉科医院において外部環境からの影響を受けるケースとして、例えば
①近隣にかかりつけ制度を強く推進する小児科が現れ、小児患者数が減少
②地方都市で人口が漸減、それに比例して通院患者数全体が年々減少
③近隣の耳鼻咽喉科の院長が体調を崩して閉院し、突然繁忙になる

上記のいずれかのような状況はこれから十分に考えられます。

そして、上記のいずれになるかは全て「運まかせ」。
外部の影響、変化によって起きた帰結であり、経営者である先生方はただそれを受け止めるだけ、です。
このような「運任せ」で人生を過ごす、そこにスタッフを道連れにする。・・・本当にそれでいいのでしょうか?

・何も行動に移さず、ご自身とスタッフの未来を運に任せる
・悪あがきをしながら、失敗を繰り返しながらもご自身で未来を切り拓く

先生方はこれからどのように行動されますか?

弊社クレドメディカルのミッションでもある、「諦念を希望に変える」、それは患者さん向けに限ったことではありません。
耳鼻咽喉科医院の先生方にもピンチをチャンスに切り替えるための策を提供し続けてゆきたい。
そして我々の話に耳を傾け、前を向いて行動される先生方と新しい耳鼻咽喉科医院の形を作っていきたい。
真剣にそのように考えています。

先日、とても興味深いニュースを見ました。
人気アニメシリーズ「ガンダム」の制作を行う某アニメ会社が、アニメ市場の変化を見据え大人や海外市場を意識した「居酒屋とお酒」をメインにしたアニメを作り始めているそうです。アニメ業界においてこれまで「お酒」はタブーだったそうですが、そこに敢えてチャレンジを始めた、とのことでした。面白いですね。
「ガンダム」ほどの強力なコンテンツを持つ会社が何故そのようなチャレンジを敢えて行うのか?是非考えてみて下さい。

耳鼻咽喉科医院だけではありません。様々な業界において試行錯誤を繰り返して現状を克服しようとしています。
医療業界はこれまで他の業界に比べるとまだまだ護られている業界でした。しかしこれから大きく変わってゆくことは間違いありません。その中で、新しい未来を共に進んでいく先生方とセミナーでお会いできることを楽しみにしています。

申込フォームの記入はたった3分。
医院の長として、経営者として、一番重要な任務は「決断」をして即「行動」することです。
是非このセミナーにご参加いただき、現状を受け止め、未来を定める契機となる1日にしていただければ幸いです。

株式会社クレドメディカル 志賀嘉典

追伸
今回のセミナーは院長を始めとする経営に携わる方は勿論、リーターやマネージャー、チーフ、主任と呼ばれるようなスタッフの中でのマネジメントを担う方が聴講対象となります。
配偶者の方やそのような幹部スタッフの皆さんと一緒にお越しになることで、セミナーの内容について共通の認識が生まれ、行動に移しやすくなります。お二人目以降のご参加には早期割引特典を設定しておりますので、代休を取らせてでも、なるべくそうした幹部の皆様とご一緒にご参加されることを強くお勧めします。

本セミナーの早期申込み割引特典のご案内

今回、早期申込特典として、5月9日(土)までにお申し込みされた方に限り、1名様分の料金で更にもう1名様、無料でご参加いただくことができます。
院長先生だけでなく奥様や事務長、幹部のスタッフの方にも一緒に聴講いただくことで、セミナー内容を是非実行に移していただきたいと考えております。本セミナーに参加いただき、医院として更なる発展をするための
第一歩を踏み出していただくためにもこのような特典を設けさせていただきました。
聴講された内容をスムーズに現場に浸透させるためにも、是非、奥様や事務長、医院のスタッフの皆様と一緒にご参加いただければ幸いです。

小児かかりつけ診療料届出医院リストをプレゼント!

平成30年4月診療報酬改定で大幅に要件緩和された小児かかりつけ診療料は中長期的に耳鼻咽喉科にとっても大きな影響を与えると予測されており、どのような展望を見せるのか、その詳細と対策について今回のセミナーでも詳しく解説いたします。
セミナーに先立ち、全国の小児かかりつけ診療料の届出を出している小児科の医院名、住所一覧を取得致しました。
今回のセミナー参加者全員に最新版の全国の小児かかりつけ診療料の届出医院リストをプレゼント致します。

「彼を知り己を知れば百戦殆(あやう)からず」、孫子の言葉です。
情報収集は医院経営にとって最重要項目の1つです。
近隣の小児科がどの程度届け出を出しているのか、それを知ることで今後の医院の方向性を定めやすくなります。今回の改定のタイミングで届け出た各医院も掲載予定ですので、ぜひ今後の医院経営にお役立てください。

 

当日のプログラム内容 (講座構成は当日変更の場合がございます。ご了承ください)

【第1講座】 診療報酬改定が耳鼻咽喉科医院に与える影響と予想される未来
【第2講座】 これからの10年に提起した耳鼻咽喉科医院 経営モデル提言
【第3講座】

永続する耳鼻咽喉科医院に必要なチーム型マネジメント

【最終講座】 本日のまとめ

メイン講師紹介

講師 株式会社クレドメディカル代表 志賀嘉典

講師 株式会社クレドメディカル 志賀嘉典

大阪大学経済学部を卒業後、大手食品酒類総合メーカーでのマーケティング経験を経て、国内大手経営コンサルティング会社に入社。在職中は医療業界を中心にコンサルティング活動を展開。
耳鼻咽喉科においては、耳鼻咽喉科医院特有のコンサルティング手法を確立し、国内における耳鼻咽喉科医院専門コンサルティングの第一人者としての認知度から都道府県の耳鼻咽喉科医会や製薬メーカーの主催セミナーで講演を実施。

2011年、株式会社クレドメディカルを創業。耳鼻咽喉科診療所では国内では圧倒的No.1の実績を有し、小規模クリニックからドクターを数十名抱え分院展開を行う大規模医療法人まで、幅広くコンサルティング業務を行う。
耳鼻咽喉科医院の特性上から、理事長・院長の多くが繁忙さや組織面での多くの問題を抱えていることに着目。
クライアントの耳鼻咽喉科の売上規模も数億から数千万円まで多岐に渡るが、単なる医院業績アップのみではなく、激動する外部動向に左右されない「強い組織」の構築を支えている。