セミナー情報

【終了】第6回 耳鼻咽喉科 院内体制強化セミナー|2014年6月8日東京、6月22日大阪

開催日時:
2014.06.08
2014.06.22
開催場所:
東京、大阪

クレドメディカル主催 第6回 耳鼻咽喉科 院内体制強化セミナー 6月8日(日)東京開催/6月22日(日)大阪開催

『私は開業してどんな診療がしたかったのだろう?「グレートクリニック」とは聞きなれない言葉だが、
どこか気になってしまうのは何故だろう・・・?』

皆さま、こんにちは。クレドメディカルの代表の志賀嘉典です。
弊社では“耳鼻咽喉科に特化した”経営ノウハウを基に、耳鼻咽喉科医院の「開業後の」総合的なサポートを行うコンサルティング活動を展開しています。

やはりと言うべきでしょうか、今年は一部地域を除き全国的に昨年に比べて花粉の飛散量は少なく、2~3月は昨年対比でレセプト枚数が大きく減少した耳鼻咽喉科医院も少なくないでしょう。

ただ、これまでと様相が変化しているのは、
「昨年に比べてレセプトを大きく減少させた医院」が多い一方で
「周りが減少している中で、(開業してからかなりの年数が経っているにも関わらず)昨年と比べても殆ど枚数を減らしていない、あるいは増えている一部の医院がある」

ということです。

花粉飛散量はもとより、OTC薬(市販薬)普及などの影響もありますが、それ以外にこの差異には今後の時流を考える上で重要な要素が影響しています。

ひと昔前までは、通院回数の多い科目特性もあり、一番近い耳鼻咽喉科医院へ「患者さんが通う」時代でした。
しかし、全体として通って治すパターンの耳鼻咽喉科医院が減少し、インターネットの普及による情報量の増加・交通機関の発達・予約システムの浸透に伴い、現在は自分に一番合った医院、診療スタイルに共感できる医院を「患者さんが選ぶ」時代になりました。

その結果、現在起こっているのが、「患者来院数の二極化」です。
今後、耳鼻咽喉科医院においても、この二極化は一層進んでゆくと見られています。あまりこの表現は使いたくはないのですが、所謂「勝ち組」「負け組」の区分がはっきりしていく、ということになります。

そんな今の時代こそ、他院にはない独自の強み・個性を自院に発見し、伸展させることが求められています。従来の耳鼻咽喉科医院経営ではなく、「新しい耳鼻咽喉科医院経営」をする必要があります。その新しい耳鼻咽喉科医院経営を行う医院こそが「グレートクリニック」です。

グレートクリニックとは「単に収益が大きい大規模のクリニックのことではない。崇高な理念のもと医師、その他医療従事者が自らの使命を理解し、自院に対して強い誇りを持ち、独自の文化を築き上げ、持続的な成長を続けることができるクリニックのことである」(「グレートクリニックを創ろう!-ドラッカー理論を経営に活用する本-」より抜粋)

「何を以って患者さんに選ばれるか?」あるいは「医院にとって来て欲しい患者さんは誰なのか?」を考えない耳鼻咽喉科は徐々にその患者数を減らし、真剣に考え行動に移す耳鼻咽喉科医院には患者さんが集中してゆくでしょう。

一方で、「いきなりグレートクリニックを目指せ、と言われたってウチの医院ではとてもそんな所まで考えられるような状況ではない・・・」と思われる先生方も多いのではないでしょうか?

ご心配はありません。最初からグレートクリニックと呼ばれるような医院など存在しません。今回ご登壇頂くゲスト講師の先生方も含めて、少しずつ順番にそのステップを上がっていかれたのです。
この過程を説明するには武道における道を究める上での段階を説く「守・破・離(しゅはり)」の概念を引用してお伝えするのが分かりやすいかも知れません。

如何でしょうか?グレートクリニックはいわば「破」や「離」の段階であるといえます。
ただ、そのための前段階となる「守」の部分を固めておくことは、すべての耳鼻咽喉科医院にとって最も大切な部分です。この「守」の部分について、今回のセミナーの中でもしっかりとお伝えする予定ですので、「今まで経営のことなどまったく考えたこともない」といった先生もご参加頂いて満足いただける内容になっています。

グレートクリニックを追及されている弊社のクライアントの中には、自院より2km弱の近距離で半年前に競合医院が開院し、なおかつこれだけ花粉飛散量が少なかった今年の3月であっても過去最高の診療点数を記録している医院もあります。(ちなみに開業されてすでに10年以上が経たれているにも関わらず、です。)
つまり、花粉の飛散量や競合の出現の有無など、そうした外部環境に左右されない「強いクリニック」である、という点が、グレートクリニックのもう一つの特徴であるといえます。

今回のセミナーでは最先端の耳鼻咽喉科医院経営を実践されている、
医療法人る・ぷてぃ・らぱん 理事長 内藤孝司先生(大阪会場ご講演)
そして
梅華会耳鼻咽喉科グループ 理事長 梅岡比俊先生(東京会場ご講演)

お二人の先生が執筆され、発売時にAmazonにおける病院管理学部門で1位を獲得した
「グレートクリニックを創ろう! ―ドラッカー理論を経営に活用する本―」

共著者であるお二人の先生方に大阪、東京の各会場でゲスト講師としてご登壇頂き、
耳鼻咽喉科医院における経営の「守」、つまり基礎とはどのようなものなのか?
そして、その「守」を踏まえた上で、それぞれの独自固有の長所をもち、
院長・スタッフが働き甲斐を感じる医院をどのように作られたのか?
グレートクリニックへの道のりをお話し頂きます。

耳鼻咽喉科医院におけるコンサルティングではNo1の実績を誇る当社、クレドメディカルの志賀からも耳鼻咽喉科医院における最新の時流と、経営の基礎である「守」の部分のノウハウから「破・離」に至るまでの様々な具体的事例をお伝えさせて頂く予定です。セミナーにてお伝えさせて頂く内容の一部をご紹介すると・・・

【梅華会耳鼻咽喉科グループ 理事長 梅岡比俊先生(東京会場ご講演)より】

□ 何故、梅華会耳鼻咽喉科グループは分院展開をしているのか?~理念経営を貫くということ~

□ 未来を見せる、想いを語る、期限を決める。組織のトップが本当にやるべきこと。

□ 他業種に触れるとわかる、医療業界の特殊性と有難さ

□ グループの成長の根幹を支える採用戦略とスタッフ育成システム

□ 徹底的な情報提供で患者さんへの貢献を果たす。多角的ウェブサイト戦略 他

【医療法人る・ぷてぃ・らぱん 理事長 内藤孝司先生(大阪会場ご講演)より】

□ ドラッカー流経営理論の実践~通常の耳鼻科と明らかに異なる当院の患者ピラミッド~

□ 顧客(=患者さん)の価値を徹底追求すれば競合は怖くない~あえて騒がしい待合室の秘密~

□ 耳鼻咽喉科医院の院長先生達に贈る5つの質問

□ 1日に患者さんが250人来ても19時過ぎには診療が終わる診療体制構築法

□ 理念に基づきスタッフを大切にするための様々なシステム  他

【クレドメディカル 志賀より】

□ 大転換!人材採用難時代が到来!その対策は?

□ 不安と期待が渦巻く、舌下免疫療法の経営上・診療上のメリット、デメリット

□ 使うだけで患者満足度の高まる問診票の作り方

□ あなたの医院の個性を発掘する質問

□ 他院はここまでしている!最新患者満足度向上事例

□ この10年で激変した、医療機関が使うべき広告の費用対効果

□ あなたの医院の満足度は何%?他院とも簡単に比較ができる最新の患者満足度測定方法

□ タブレットの普及がもたらす新たな耳鼻咽喉科診療のカタチ

□ スタッフが情熱を持ってクリニックの仕事に取り組む必要最低条件とは 他

他にも多くの耳鼻咽喉科医院経営に役立つ情報をお伝えさせて頂きます。

いずれも現役の耳鼻咽喉科医院の理事長(院長)と耳鼻咽喉科に特化したコンサルティングを展開する
クレドメディカルによる、耳鼻咽喉科医院の為だけのセミナー
です。

成功している耳鼻咽喉科医院の先生方がどのような診療を行い、どのような医院経営を行われているのか、
話を聞けるチャンスは滅多にありません。

また、当社は開業を支援するコンサルティング会社とは一線を画す、「開業後」の耳鼻咽喉科医院のサポートを
行う会社です。その中でも「耳鼻咽喉科医院に特化したノウハウを持つ」ところが強みです。

これまでに耳鼻咽喉科医院の400人以上の耳鼻咽喉科医院の院長先生にお会いした中で、患者さんから、地域から、そしてスタッフからも信頼を受け、目標を持って日々の診療、そして医院経営にあたっていらっしゃる先生はまだまだ僅かです。
大多数の先生方は、患者数や診療収入の伸び悩みに不安を感じておられるか、あるいは多数来院する患者様の対応に手いっぱいで疲弊しているか、のいずれかです。この点は業界全体としての改善の必要性を感じています。

その点で、今回のセミナーは必ず新しい発見・視点・ワクワクするような希望を得て頂けると確信できる内容です。

花粉症のピーク時期を過ぎ、ほっと一息つかれた頃かと思いますが、余裕のある夏の時期に向けて「何を取組むか?」を決めてゆくことが耳鼻咽喉科医院にとって飛躍の大きなきっかけとなります。

申込用紙の記入はたった3分。経営者にとって重要な資質の1つは、決断をして行動に移すことです。
未来の自院のための投資は必ず何倍にもなって返ってきます。
是非このセミナーにご参加いただき、新しい第一歩を踏み出すきっかけにして頂ければ幸いです。

株式会社クレドメディカル 代表 志賀嘉典

 

追伸
お二人目様以降のご参加には割引価格を設定しています。
聴かれた内容をスムーズに現場に浸透させるためにも、是非事務長やマネージャーも一緒にご参加ください。
また、ゲスト講師の著書を予め読んで頂いた上で、セミナーをご受講頂くと一層理解が深まるかと思いますので可能であれば、事前のご購読をお奨め致します。

当日のプログラム内容 (講座構成は当日変更の場合がございます。ご了承ください)

(講座構成は当日変更の場合がございます。ご了承ください)

【第1講座】 新しい耳鼻咽喉科医院経営の潮流

講師:株式会社クレドメディカル 志賀嘉典

【第2講座】 グレートクリニックへの挑戦

講師:【東京会場 ゲスト講師】梅華会耳鼻咽喉科グループ  梅岡比俊 理事長
講師:【大阪会場 ゲスト講師】医療法人る・ぷてぃ・らぱん 内藤孝司理事長

【第3講座】 耳鼻咽喉科医院 グレートクリニック実践事例

講師:株式会社クレドメディカル 志賀嘉典

【第4講座】 本日のまとめ&質疑応答

講師:株式会社クレドメディカル 志賀嘉典

【最終講座】
17:10~17:40
本日のまとめ

講師:株式会社クレドメディカル 志賀嘉典

講師紹介

梅華会耳鼻咽喉科グループ 梅岡比俊 理事長

6/8(日)東京会場ゲスト講師 梅華会耳鼻咽喉科グループ 梅岡比俊 理事長

梅岡比俊 理事長2008年、兵庫県西宮市にて梅岡耳鼻咽喉科クリニックを開院。患者満足度の高い診療と、疾患への理解を患者に深めて頂いた上で治療を進める診療スタイルが評判を呼び、開設当初より多数の患者が来院。
当初は理事長自らが説明や指導を行うスタイルだったが、増加を続ける患者数に対応するためドクター1人の力量に依存した診療スタイルからチームで診療を行うスタイルへの改革を決断。
教育論・マネジメント論を徹底的に学び、成功している耳鼻咽喉科医院や他業種事例を研究。情熱を持って主体的に働くスタッフ達の働きぶりに憧れ、2013年には医療機関としては異例の800名を超える学生から法人への就職を希望するエントリーが集まる。
急増する患者に質の高い診療の提供を確保するため、2011年に本院より約1.5km離れた地に分院を開院、2013年には早くも法人として3院目となる分院を兵庫県芦屋市に開院。
マーケティング面やマネジメント面の取り組みに対して様々な業界紙でも取り上げられ、法人グループの成長を通じてより良い人材の育成、人材の輩出に心血を注いでいる。
著書
・「グレートクリニックを創ろう! -ドラッカー理論を経営に活用する本-」

 
内藤孝司理事長

大阪会場 ゲスト講師 医療法人る・ぷてぃ・らぱん 内藤孝司理事長

内藤孝司理事長1999年、愛知県にて柊みみはなのどクリニックを開院。耳鼻咽喉科の中でも幼小児の診療に特に重点を置き、施設面から接遇まで、コンセプトを統一したクリニックを開設。診察や対応の満足度から口コミが広まり、近隣のみならず、遠方からも患者が来院する人気クリニックを創り上げる。
現在では繁忙期には1日の来院患者数は300人超、年間を通じても平均して200人以上が訪れる。そのニーズに対応するため、電子カルテ、ファイリングシステム等の活用を独自に研究し、院内のIT化に成功。 「電子カルテは紙カルテよりも遅い」という従来の常識を覆す電子カルテの運用実績が評判を呼び、2012年に開業医における電子カルテ導入ノウハウを公開した「ぼくが一番電子カルテをうまく使えるんだ!」を中外医学社より出版。その運用手法は、診療科目を問わず来院患者数の多い診療所の成功モデルとなっている。
オペレーション改革と並行して、ドラッカー理論に基づき、国内外の先進企業の優れたマネジメント制度を採り入れた組織改革を実行。その様々な取組が注目を集め、講演依頼も多数。今年5月には上場企業の幹部も含め、数百人の経営者が参加する「ドラッカー学会総会」に於いて、グレートクリニックの取組に関してゲスト講演予定。
著書
・「ぼくが一番電子カルテをうまく使えるんだ!」
・「グレートクリニックを創ろう! -ドラッカー理論を経営に活用する本-」

 
株式会社クレドメディカル 代表取締役 志賀嘉典

講師 株式会社クレドメディカル 代表取締役 志賀嘉典

大阪大学経済学部を卒業後、大手食品酒類総合メーカーでのマーケティング経験を経て、株式会社船井総合研究所に入社。在職中は医療業界を中心にコンサルティング活動を展開。
耳鼻咽喉科においては、耳鼻咽喉科医院特有のコンサルティング手法を確立し、国内における耳鼻咽喉科医院専門コンサルティングの第一人者としての認知度から都道府県の耳鼻咽喉科医会や製薬メーカーの主催セミナーで講演を実施。
2011年に株式会社クレドメディカルを設立。耳鼻咽喉科医院の特性上から、理事長・院長の多くが繁忙さや組織面での多くの問題を抱えていることに着目。クライアントの耳鼻咽喉科の売上規模も数億から数千万円まで多岐に渡るが、単なる医院業績アップのみではなく、激動する外部動向に左右されない「強い組織」の構築を支えている。