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2022.01.12

クリニックにおける疾患の解説ブログの書き方

 

本記事は「クリニックにおける疾患の解説ブログの書き方」について、ウェブ解析士の奥平が医師のために記載した文書です。

より詳しく知りたい先生はこちらからお問い合わせください。

 

 

多くの患者さんが「来院前」にインターネットで検索を行い、貴院の情報を詳しく調べています。

 

他クリニックと差別化を図るためには、SEOに強い疾患の解説ブログを作成する必要があります。
(もちろん、ブログではなくWEBサイトの1ページとして作成いただいても構いません)

 

SEOとは、検索エンジン最適化のことで、Googleなどの検索で上位表示を目指すことをいいます。

 

SEOの対策の大きなポイントは、高品質でオリジナリティーのあるブログ記事を執筆することです。

 

今回は、クリニックにおけるブログ記事を執筆する際の手順とそのポイントを解説します。

 

 

目次

1) ターゲットを明確にする
2) テーマを決める
3) キーワードを選定する
4) ブログ記事を作成する
5) 誤字脱字・表記ゆれをチェックする
6) まとめ

 

 

1) ターゲットを明確にする

 

疾患解説のブログを作成する際はターゲットをできるだけ詳細に絞り込むことが大切です。

 

なぜなら、同じ疾患について執筆する場合であっても、大人か子供か、男性か女性か、妊婦か否か、基礎疾患の有無、ワクチン接種有無などによって、症状や診断方法、治療方針が異なるからです。

 

また、多くの人に情報を届けたい余り、広いターゲット層に向けて執筆してしまうと、かえって誰にも伝わらない文章になってしまいます。

 

ターゲットを絞り込むことで、「自分が抱えている疾患だ」「自分が求めていた情報だ」とユーザーに認識してもらいやすくなり、疾患解説ブログを最後まで読んでもらえる一歩にもなります。

 

 

2) テーマを決める

 

テーマを決める際は、Google Analyticsなどを使用して、流入の多いキーワードを調べて、それに関連するブログ記事を執筆します。

 

もし、過去に類似したブログ記事を執筆している場合は、その記事自体を更新する方針を立てます。

 

なぜなら、重複したコンテンツは、Googleにより低品質なコンテンツとみなされ、ペナルティーを受ける可能性があるからです。

 

一度、ペナルティーを受けてしまうと、掲載順位が大幅に下がってしまいます。

 

せっかく行ったSEO対策も水の泡となってしまいますので、注意が必要です。

 

 

3) キーワードを選定する

 

キーワードは下記の手順で選出します。

 

① キーワードを書き出す

 

ユーザーが検索しそうなキーワードをできるだけ多く書き出します。

 

その際、一人で行わず、他のスタッフにも相談してみると良いでしょう。

 

 

また、患者さんにもどのようなキーワードで貴院を見つけたのかを聞いてみるのも一つの手です。

 

上記以外にもGoogleオートコンプリート(Googleの検索窓にキーワードを入れた時に、それに関連するワードの候補が表示される機能のこと)やラッコキーワード(https://related-keywords.com/)の活用も有効です。

 

② キーワードを組み合わせる

 

キーワードは、疾患名のみとせず、「疾患名+地域」「疾患名+治療法」「疾患名+原因」「疾患名+治療法」などと組み合わせます。

 

キーワードを組み合わせることによって、よりユーザーを絞り込むことができます。

 

③ キーワードを選定・決定する

 

組み合わせたキーワードの中からより疾患解説ブログとマッチしたキーワードを選定します。

 

ブログの内容とかけ離れたキーワードは、離脱の原因となってしまいます。

 

また、Googleが無料で提供している、Googleキーワードプランナーを使用すれば、そのキーワードの月間平均検索ボリュームを調べることができます。

 

数値が高ければ高いほど検索需要の高いキーワードであるといえます。

 

検索需要が高く、ブログの内容とマッチしているキーワードは必ずリストに含めます。

 

 

4) ブログ記事を作成する

 

●文章構造と注意点

 

【文章構造(例)】

タイトル

必ずテーマのキーワードを前方に入れ、30文字前後の文章にします。

長いタイトルは、スマートフォンで見た際に見切れてしまいます。

リード文

WEBサイトは上から順番に読まれることが多いため、ユーザーに最も伝えたいことを要約して書きます。

目次

ユーザーにブログ記事の構成を伝えます。また、目次があることでユーザーが情報を探しやすくなります。

見出し

記事の流れに沿ってキーワードを追加し、30文字前後の文章にします。

タイトル同様、長い見出しはスマートフォンで見た際に見切れてしまいます。

コンテンツ

キーワード2~3個を追加しつつ、見出しに沿った内容を3~4文程度にまとめます。

まとめ

記事全体のまとめを書きます。

 

 

●盛り込むべき内容

 

ユーザーが知りたいと感じるコンテンツを用意することが大切です。

 

医師として、疾患に関する知見や向き合い方、治療等に関するアドバイスなどをブログ記事に含めるとより文章に深みが出ます。

 

 

【コンテンツ例】(疾患によって異なる場合があります。)

  • 疾患の概要
  • 症状
  • 受診のポイント
  • 原因
  • 治療法
  • 検査方法
  • 診断方法治療や検査にかかる費用
  • 予防法
  • 後遺症
  • 治療までの期間  など

 

 

●コンテンツ制作における注意点

 

コンテンツを作成する際には下記のことを注意しましょう。

 

① 専門用語の使用は控える
貴院の疾患解説ブログを読んでいるユーザーは必ずしも医療従事者とは限りません。専門用語を使用する際は注釈説明をつけるなどの配慮が必要です。

 

② 商品名・製品名の使用は避ける。
商標登録や著作権、さらには医療広告ガイドラインへの抵触などの観点から使用は避ける方が良いとされています。

 

 

5) 誤字脱字・表記ゆれをチェックする

 

まずはご自身で執筆したブログ記事の誤字脱字・表記ゆれをチェックします。

 

次にスタッフ(最低1人、できれば2人)に誤字脱字・表記ゆれのチェックを依頼します。

 

この際、自分なりの表記ルールを作り、チェックシートを作成しておくとスムーズに意思疎通が図れます。

 

【チェックシート(例)】

チェック項目 自分 スタッフ1 スタッフ2

専門用語をしていないか
(使用している場合、注釈はつけているか)

     
患者さん(患者様)で統一されているか      
〇〇〇科で統一されているか      
必要な情報が網羅されているか      
タイトルは30文字前後になっているか      
見出しは30文字前後になっているか      
目次はつけているか      

 

 

また、Wordには誤字脱字や表記ゆれをチェックしてくれる校閲機能がありますので、そちらもぜひ、活用してみてください。

 

 

6) まとめ

 

上記手順とポイントを押さえて読み手が読んでいて価値のあると感じるコンテンツ、かつオリジナリティーのあるブログ記事を作成してみてください。