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2021.11.22

クリニックにおけるGoogle Analytics(グーグルアナリティクス)の活用法

本記事は「クリニックにおけるGoogle Analytics(グーグルアナリティクス)の活用法」について、WEB解析士の奥平が医師のために記載した文書です。

 

より詳しく知りたい先生はこちらからお問い合わせください。

 

【目次】

1)Google Analytics(グーグルアナリティクス)とは
2)クリニックがGoogle Analyticsで見るべき指標とは
3)クリニックにおけるGoogle Analyticsの活用法
4)まとめ

 

1)Google Analytics(グーグルアナリティクス)とは

 

Google Analytics(グーグルアナリティクス)は、ユーザーがいつ、どの地域から、どのような端末でサイトを訪問し、どのページを閲覧して離脱したのかを分かりやすく集計・表示してくれる無料の解析ツールです。

 

WEBサイト運用においては、Google Analyticsにて取得したデータを活用し、改善点を見つけ、アクセス増加等を図って行きます。

 

しかし、Google Analyticsにおけるレポートの数は100個以上もあるため、必要なレポートのみに絞ってデータを整理・分析して行く必要があります。

 

今回は、クリニックが見るべきGoogle Analytics(グーグルアナリティクス)の指標とその活用法を解説いたします。

 

 

2)クリニックがGoogle Analyticsで見るべき指標とは

 

■ページビュー数

 

ページビュー数は、サイト内でページが閲覧された回数です。タグを設置したページが1回表示されるごとに1回カウントされます。同じタグを誤って複数設置した際は、タグの数だけページビュー数がカウントされます。また、ユーザーがページを立て続けに表示した、何度もリロードした際もその回数分カウントされます。

 

■セッション数

 

セッション数は、訪問回数または訪問数とも呼ばれ、サイトを訪問したユーザーがページを閲覧し、離脱するまでの一連の行動を言います。

 

Google Analyticsにおいては下記の条件でセッションが切れます。

① 最後のページビューから30分経過した場合

一般的には、ユーザーがWEBサイトにおいて、ページの遷移などの行動を起こさずに30分以上経過した場合はセッションが切れます。ただし、30分以内であっても、他のサイトを経由した場合は、別のセッションとなります。

② 日をまたいだ場合

Google Analyticsの統計は日別集計となっています。そのため、日付をまたいだ場合は、セッションが切り替わる仕組みとなっています。

③ 参照元が変わった場合

参照元(ユーザーが来た場所)が切り変わるごとにセッションは切れます。それは、ユーザーがサイトを訪れるきっかけが変化していると考えられているからです。

 

■ページビュー/セッション数

 

ある一定の期間(1か月)のページビュー数をセッション数で割ることで、ユーザーが訪問した際の平均閲覧ページ数が把握できます。「WEBサイト内の記事をどれだけ見てもらえたのか?」を評価します。

 

■ユーザー数

 

ユーザー数とは、WEBサイトを訪れた人数をいい、ブラウザの数を基準に数えています。
つまり、同じサイトをPCとスマホで開いた場合やPCでもChromeとEdgeで開いた場合などは、ユーザー数は2とカウントされてしまいます。

 

■新規ユーザー数

 

新規ユーザー数は、WEBサイトへ初めて訪問したユーザー数を言います。
Google Analyticsにおいては、New Visitorを新規ユーザーとして表記しています。
ただし、新規とリピーターの区別は、Cookieによって行われています。
Cookieとは、WEBサイトの提供者が、WEBブラウザを通じて、訪問者を識別するために発行するIDのことです。

 

下記の場合は、リピーターであっても新規ユーザーとしてカウントされてしまいます。

①ユーザーがCookieを誤って削除してしまった場合
②前回の訪問から2年以上経過している場合

ですので、必ずしも“初めて”サイトを訪れたと言い切ることはできません。

 

■WEBコンバージョン率

 

コンバージョンとは、ビジネスの成功にとって最も重要なユーザーの操作や行動が完了することを意味します。
クリニックにおけるWEBコンバージョン率とは、貴クリニックの「WEBサイトを見て訪れた患者様の数」を「ユーザー数」で割ることで算出できます。ただし、SEO対策に力を入れているクリニックは、都道府県や市町村でユーザー数を絞ったうえで算出する必要があります。なぜなら、来院目的ではなく、疾患ページの内容に興味があるユーザーが含まれてしまっているからです。

 

 

3)クリニックにおけるGoogle Analyticsの活用法

 

■ページビュー数

 

ページビュー数を把握するということは、自社のWEBサイトのどのページにユーザーが集まっているのかを知ることができ、新たなコンテンツの作成に役立てられます。
例えば、特定の疾患に関するページが多く見られている場合、その疾患に関連するコンテンツを充実させる戦略を練ることで、WEBサイトへのアクセスを増やすことができます。

 

■セッション数

 

セッション数の増加は、全体のページビュー数の増加につながります。
セッション数を増加させるためには、疾患ページの更新各ページの下に関連ページのリンクの掲載など工夫が必要です。また、WEBサイトを更新した際はTwitterやFacebookなどでアナウンスすることで、ユーザーの訪問を誘導できます。

 

■ページビュー数/セッション数

 

平均閲覧ページ数はユーザーにとって関心度の高いWEBサイトが作成できているのか?を図ることができます。一般的には数値が高ければよいとされています。1回の訪問でより多くのページを見てもらえるよう、小まめに更新する関連記事へのリンクボタンを設置するナビゲーションを見直すなどユーザーを誘導する工夫が必要です。

 

■ユーザー数

 

ユーザー数の増加はリピート率や口コミ効果の向上につながります。そのためには、SEO対策リスティング広告の運用TwitterやFacebookのSNSマーケティングの強化などを行い、ユーザーが自発的にWEBサイトを訪れてくれる仕組みを探求して行く必要があります。

 

■新規ユーザー数

 

新規ユーザー数の増加は、増患につながります。
新規ユーザー数を獲得するためには、初めてWEBサイトを訪れる人に分かりやすい動線づくりが必要です。
例えば、初診の流れ、診療方針、検査・手術費用に関する説明、よくある質問の更新などの情報を充実させる必要があります。

 

■WEBコンバージョン率

 

クリニックにおけるWEBコンバージョンは、初診の問診票にアンケート形式で、来院のきっかけを聞くことでおおよその数を知ることができます。リスティング広告の運営SEO対策疾患ページの更新診療時間や検査料金に関する情報の掲載院長のプロフィールのアップデートなど日々WEBサイトのメンテナンスを強化していくことでWEBコンバージョン率を改善させることができます。

 

 

4)まとめ

 

上記以外にもGoogle Analyticsから得られる情報はたくさんありますが、まずはこの6つの指標を基本にデータを取得し、改善に努められことをお勧めいたします。

 

 

クリニックにおけるGoogle Analyticsの活用法に関してご相談したい先生はこちらからお問い合わせください。